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SDGs Runners インタビュー「SDGs Global Youth Innovators 島田高行さん」

SDGs世代である若者が理解をしてアクションを起こさないといけない
僕たちはフットワークの軽さとPDCAの速さを活かしてとにかくどんどん動いています
〜SDGs Global Youth Innovators 島田高行〜

—自己紹介と現在の活動内容について教えて下さい。

金沢工業大学3年生で、SDGs Global Youth Innovatorsという団体で代表を務めております島田高行です。
「私たちは私たちの未来を救うために」という理念の元、活動しています。この理念を掲げている理由は、今、日本や世界で起こっている問題を他人に任せるのではなく、自分たちで解決していこう、という思いから。

僕たちが行っている活動は大きく2つあります。
一つは、SDGs自体を広めること。そして、もう一つは、広めるだけではダメだと思っていて、実際に僕たちが17個の問題解決のためにSDGsを理解した上でアクションを起こしていく、という2つを軸に活動しています。実際に行動を起こさないと世界は変わらない。そのアクションのきっかけとしてアイディアを楽しみながら学べるSDGsカードゲームを作成しました。

このカードゲームはすでに800人以上20カ国以上の方に体験してもらっていて、作りながら実践し、フィードバックを頂きながら改善を繰り返して作成をしてきました。カードゲームの内容については僕たちが考え、カードのデザインに関しては、俳優の伊勢谷友介さん率いる、社会課題解決に取り組むクリエイティブカンパニーREBIRTH PROJECTさんに依頼をして作成しています。

 

—なぜカードゲームなのですか?

まず、SDGs世代である若者が理解をしてアクションに移さないといけないと思っています。
その若者、それこそ小学生からでも楽しみながら自然と理解出来るものが作りたいなと思っていました。SDGsの講演はたくさん開催されていますが、それだけだとなかなか身に入らないので、だからこそ自然とSDGsのことを理解した脳になっているという状態を作りたくて。それがカードゲームならできる、と思い作成に至りました。


—カードゲームの内容や特徴について教えてください。

このカードゲームは、トレードオフカードリソースカードの2種類で構成されています。ドレードオフとは何かを達成しようと思うと何かが犠牲になってしまう状態の事で、例えば文化遺産を保護しようとしすぎると観光客が減ったりとか。SDGsって社会、環境、経済のバランスが取れないからこそ起こることがあるので、僕たちのカードゲームでは、それぞれ17個の目標に応じて2枚ずつトレードオフという問題のカードを作っています。ちなみにこの問題は実際に起きている事例をもとに作っているので間違いはないかと思います。それを、リソースカードを使って解決していく。一見難しそうな感じがするんですけど、案外子供から大人までぽんぽんアイディアが出てきて盛り上がります。

僕たちのカードゲームの強みとしては、若者から大人まで誰もが楽しみながら出来るという点です。企業の中でも社会問題解決のためのビジネスを考える時って、しんみりしながらじっくり考える感じじゃないですか。そうじゃなくて、楽しみながら考えた方がいいアイディアも出ますし。ワークショップの中でも、みんな和気藹々と楽しみながら、大声でやって頂いているので、そこが一番の強みなのかな、と思います。

 

—予備知識がなくても楽しめるのですか?

特に予備知識はなくても問題ないですね。
実際企業さんでのワークショップでは、最初の1時間はまず普通にカードゲームをプレイしてもらうんです。その後に、実際にその会社が抱えているオリジナルの問題バージョンのトレードオフカードと、その会社の強みをリソースカードとして作ってもらいます。それでプレイして、実際に事業案を作ったりもされていますね。それをすることで、自分たちの会社ってこんな問題を抱えているんだ、とか、こんな強みがあるんだという、自身の会社を見つめ直す機会にもなっています。

また、僕たちのワークショップは一つの企業で行うこともあれば、いろいろな企業が混ざって行うこともあります。例えばA社が抱えている問題に対してB社とC社の強みを生かしてアイディアを考えたりするので、ここの企業間のパートナーシップに繋がったりもするんです。この後に、実際この事業面白そうだからやってみようとか、そういう話にもなったりしてますね。

—カードゲーム以外にも活動はされているんですか?

はい。例えば、インド研修ということで、某大手メーカー企業の社長さんと一緒に、インドで文化交流や企業訪問を行い、その中でSDGsのビジネスプランを立てたりしています。あと、SDGsのラジオを自分たちで持っているんですけど、月に1〜2回企業の方をお招きして、SDGsについてディスカッションしたり、活動を広める場として活用しています。他には、10月に開催されたJapan SDGs Summitの企画運営や11月には広島で行われた経済人会議で一つセッションを担当したり、ビジネスコンテストの企画運営などを行いました。それ以外にも企業さんと連携してCSRを進めたり、VR CMを作成したり、いろいろやっています。

—そもそもなぜSDGs Global Youth Innovatorsを立ち上げようと思ったのですか?

もともと海外に興味があって、1年生の頃からフィジー、フィリピン、インドと半年ほど行ったのですが、世界の問題を自分の目で見て、何かしたいという気持ちがありました。そんな中で、自分の身近にいらっしゃった尊敬する平本督太郎教授がSDGsに関わることをされていて、より興味を持ち、 SDGsや世界の問題を調べていったのですが、知れば知るほど、本当にやばい状況だな、ということに気づき、自分で何か解決したい、という気持ちが強くなりました。

あと、SDGsに興味を持った1番の理由がボランティアではなくビジネスで解決するという点です。今にでも死にそうな方へのボランティアはもちろん必要だと思うのですが、それ以外のボランティアに関しては依存してしまうというか、それだけでは解決にならないと思っていて。
SDGsは企業が主体じゃないですか。お金が発生することで、持続可能性にも繋がりますし、これだったら本気で解決できるのかなって。企業 としてもお金が得られて、社会はそれで貢献されているという状態なのでWin Win。そこが、僕がやろうと思ったきっかけではありますね。

—活動の中で壁にぶち当たった経験はありますか?

常にぶち当たってはいますね笑
その中でも組織の運営という点での悩みが大きいです。たくさんのプロジェクトを同時に回すこともありますが、企業さんとやらせてもらうことが多いので、ちゃんとしたものを出さないといけない。ですが、メンバーは能力の高い人ばかりが集まっている訳ではないので、それをどう回してしっかりしたものを提供していくか。本当に毎回悩みながら、学びながらやってますね。あとは単純にメンバーの意識をどう維持し、持っていくのかという点も常に考えています。

—その中でも大ピンチの経験は?

常に無茶振りが多いんですよ笑 先生からも1週間前にパッと大きなプロジェクトを振られたりとか。
Japan SDGs Summitの時は、たったの4日で4つの企画を作って欲しいという依頼があり、企画運営を任されたのですが、それが一番大変でしたね。1からコンテンツを作らないといけなかったのですが、メンバーも毎日朝5時まで頑張ってました。

—それを乗り越えられたんですね!

そうですね、なんとか…!という感じ。よく頑張ったなって思います。
それがあったからこそ、メンバー同士の絆も深まったと思いますね。

ー試練を乗り越えるために心がけていることはありますか?

何かを作ることは誰にでもできます。
僕はそれがみんなにとって意味のあるものになってほしいので、PDCAを何回も回す、というのを心がけています。カードゲームにしてもいきなり完成版を作るのを目指すのではなく、紙切れで試作品を作ってみて、みなさんにやってもらい、フィードバックをもらって新しいのを作り直す。これを1日の中でも何回もやります。僕たちの一番の強みはフットワークの軽さPDCAの速さだと思っています。それで今までもどうにかっやってきたっていう感じですね。

—今の活動はSDGs全てに繋がることだとは思うのですが、その中でも特に何番の解決に繋がりますか?

全て解決するためには教育が一番大事だと思っています。
例えばやりがいという点を解決しようと思っても、教育に集結する。だからこそ、常に教育を心がけています。カードゲームも教育になりますし、まずは意識を変えていくことが大事だと思っています。

—最後に、島田さんがSDGs18番目のゴールを作るとしたら何ですか?

笑顔を繋げよう、ですかね。本当の笑顔ですよ!作り笑顔ではなくて笑
難しいことって楽しみながらやらないと意味がないと思っていて。楽しいことは笑顔が出てくるので、笑顔だったらなんでも成功できると思っています。

僕の中で一番大事にしていることが人との繋がりなのですが、会った人は絶対忘れないようにしていますし、絶対何かに繋げたいと常に意識しています。

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(※クラウドファンディングは終了しています)

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