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SDGs Runners インタビュー「DEAR ME谷屋吏花さん」 

「楽しい」を切り口に、社会問題と向き合えるきっかけを作って
巻き込んでいけたら、世界を変えられるって本気で思ってます
〜DEAR ME 代表 谷屋吏花〜

現在の活動内容について教えて下さい

フィリピンのゴミ山地区に住む子供たちにモデルとなってもらい現地でファッションショーを開催しています。ファッションショーを通して夢を描くきっかけ作りや、夢を描くことによって湧き上がるワクワク感をみんなで共有して、一緒に前を向いて歩いていこうという気持ちでファッションショーをやっています。

DEAR MEでは世界中の子供達が平等に夢を描ける社会を作ることを目標に掲げています。

生まれてきた環境によって、夢を持っても諦めてしまったり能力を発揮できなかったりする子どもたちがたくさんいます。ですが、夢を持つ権利は世界中平等にあるはずなので、それを描けるように、ファッションショーという手段を使って、夢を描くきっかけを作るお手伝いをしています。

そして私たちはそのファッションショーの観客を社会と捉えています。どれだけ私たちだけが頑張っても、子供たちの夢を達成させることはできないです。それを達成するには社会の力が絶対に必要だと思っています。なので、社会に向けて、エンターテイメントという人の心をワクワクさせるもので、社会問題と向き合うきっかけを作っていきたいな、と思いファッションショーをやっています。

ーファッションって言葉が通じなくても、お気に入りの服や新しい服を着た時にワクワクする気持ちって世界共通だと思うんですー


エンターテイメントの中でもなぜファッションショーを?

DEAR MEの発起人である西側愛弓(現在はOG)が学生時代、唯一好きだったのがファッションだったんですけど、 ストリートスナップ誌やファッション誌を出すことを夢に、世界中一人旅をしました。

その際に、どんなにきれいな国でも一本路地裏に入ると、子供が服を着ていなかったり、ボロボロの服を着ているのを見て、貧困を目の当たりにして…「自分がこんな風に夢を描けるのは、ファッションを楽しめる環境に育ったからなんだ」ということに気づき、ファッションを楽しむことができない子供達のために、何かドリームプロジェクトをしたい!というところからDEAR MEが始まりました。

ファッションって言葉が通じなくても、お気に入りの服や新しい服を着た時にワクワクする気持ちって世界共通だと思うんです。そういったファッションへのワクワクする気持ちを無限大に体感できるのがファッションショー。子供達がメインとなって体感できる環境を提供したかったので、ファッションショーをすることになりました。

谷屋さんはなぜDEAR MEに入ったのですか?

社会貢献という点で、資金面での支援はよく聞くことはあったんですけど、「夢を描くきっかけをみんなで作っていく」という点に新しさを感じました。と同時に、DEAR MEの先輩方がすごく楽しそうでキラキラしていたので、人に惹かれた、というのも大きかったですね。

ー私たちがコネクターとなって社会と子供達が繋がるきっかけを、私たち自身が担っていきたいー

 

DEAR MEの活動はSDGs何番の解決に繋がりますか?

10番「人や国の不平等をなくそう」と16番「平和と公正を全ての人に」ですね。

正直私たちの力だけで貧困をなくす、というのは無理だと思っています。ただ、私たちがコネクターとなって社会と子供達がつながるきっかけを、私たち自身が担っていきたいと思っています。
ボランティアという気持ではなく「一緒に頑張ろう!一緒に前に進んでいこう!」という思いでこの活動をしています。

SDGsの課題自体はとても大きく、これだけでは具体的にどういった行動を起こしていったらいいのかが分かりづらいかと思うんです。谷屋さんにとってこの10番と16番を噛み砕いた「定義」ってなんですか?

世界には格差が存在します。それをファッションショーという「エンターテイメントで知るきっかけを作る」ことがSDGsの解決に繋がると思っています。

まずは貧困自体を知る。そして世界を変えるためにはみんなを動かさないといけない。それを考えた時に、楽しいことやワクワクすることでないと、多くの人は動かないと思っています。ネガティブな内容だけや政治的な難しい話だけではとっつきにくいというか。自分自身もそうなので。社会問題に一線構えて、難しいと捉えて歩み寄るきっかけがない人がいっぱいいるので、ファッションショーというエンターテイメントが、問題を知る切り口になると信じています。そして両者が歩み寄ることが、結果不平等をなくす社会に繋がると思います。そしてそれが平和と公正にも繋がる。10番と16番はよく似てますね。

確かに、難しい政治の話だけだと、正直全員のベクトルをこちら側に向けて巻き込んでいくのは難しいですよね。ワクワクすることや楽しいことだったら気づいたら勝手に広まってたりしますけど。

そうですね。私たち自身も楽しんでいたり、やりたいと思えることをやっていないと相手をワクワクさせることは絶対にできないと思っています。あと子供ってそういうところすごく敏感で受け取りやすいので、私たちがワクワクし続けていかに前進し続けるか、ということが大事だと思っています。

ランウェイを歩くなんて経験はなかなかできないですよね。

ランウェイを歩くという経験は座学では学べないです。自信をつけたり、自分自身の新たな側面を見つけてもらうことによって、人生を歩んでいく力に繋がるんじゃないかな、と思っています。人生を自分の足で歩んでいくことに意味があると思っているので、ファッションショーを通して夢を描いてもらうことが目的ですが、ファッションショーでの経験が、人生で困難や嫌なことに衝突した時に、こういった経験を思い出して、夢を思い出してもう少し頑張ろう!と振り返るきっかけだったり、乗り越えるばねにつながってほしい、と思っています。

また、地球が抱えている問題を解決していくことが地球人の役割だと思います。自分ごととして落とし込んでいけるように、楽しいことを切り口に、向き合えるきっかけを作っていきたい。そういう風に楽しい要素で巻き込んでいけたら、世界は本当に変わっていくんじゃないかなって本気で考えています。

地球人として、という意識はDEAR MEに入る前からあったんですか?

いえ、DEAR MEに入ってからですね。きっかけは先輩方に惹かれて、というところでしたが、活動を通して思いが強くなり、また、現場からの刺激を受けることによって、この3年間の経験を通して生まれた思いです。

やっぱりフィリピンに行くことによってものすごく感じることがたくさんあって、行ってみないとわからないことはたくさんあるので、そういうことから衝撃を受けて、次のアクションだったり、思いは生まれてくると思う。フィリピンに何度も行っているからこそ感じられている部分は大きいと思います。

活動の中でどんなことに悩みましたか?

毎日ぶつかってばかりで、あがいてあがいて、全部が悩みなんですけど笑。


その中でも特に大変だと感じたことはなんですか?

一番大変なのはメンバーのモチベーションを保ち続けることです。
フィリピンに行っていない間はどうしても下がってくるので、それをいかにあげて引っ張っていくかということ。それは今も、ずっと悩んでますね。

あとは、今DEARMEが4年目に突入しているんですけど、 今過渡期というか変革期だと思っています。それをどうやって乗り越えていくのか、どんなモチベーションでみんなでやっていく必要があるのか、ということをずっと考えています。

やはり『世界を変える』って生半可な覚悟じゃ無理じゃないですか。

その気持ちがメンバー全員にあるのかどうか。どういったアクションを起こしていくことが必要なのか。それは一番悩んでますね。

ーこれだけ悩んでいる、苦しんでいるのは、それだけ未来にワクワクしている証拠ー

 

その解決のためにどんなことを心がけていますか?

メンバーのモチベーションを高めることに関しては、代表がしっかりと背中を見せていくことが大事だと思っています。ただ、私自身それがあまり得意でないので、背中を見せて引っ張っていくことは、それが得意な同期に任せています。その分、私自身は人との繋がりを作ることが得意なので、メンバーがどんなことで悩んでいるだとか、どんなモチベーションなのかとか、探りを入れてできるだけメンバーの心の近くいるようにと、役割分担しています。

ただこれだけ悩んでいる、苦しんでいる、ということはそれだけ未来にワクワクしている証拠だと思っています。これだけの感情を感じられるのは成長している証拠だよねってメンバーと言い合って進んでいます。


最後に、谷屋さんがSDGs18番目の課題を作るとしたらなんですか?

この17個全ての問題を解決するために、取り組む側がマイナスな気持ちでは実現できないので、全てにおいて「楽しんでやろう」ですね。そんなプラスの言葉が18番目にふさわしいと思います。

 

そんなDEAR MEのみなさんが挑戦されたクラウドファンディングでは見事目標金額を達成し、現在は2月のフィリピンでのファッションショーに向けて大忙しのようです。

 

●DEAR MEのクラウドファンディング詳細についてはこちら

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